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2010/06/25
悔いのない生き方
参院選が公示されましたが、今後の社会保障はどうなっていくのかなあと、気になってしまいます。
6月24日の日経新聞・医療欄で「医師の目」を書いている東京女子医大付属青山自然医療研究所クリニック所長の川嶋朗先生の記事によると、100歳以上の高齢者の寝たきり比率が、アメリカの35%に対し、日本では65%だそうです。
ちょっと驚きです。アメリカは、それほど平均寿命も高くないのに、平均寿命を大きく超えた人々が元気に暮らしているという姿が想像できません。
「我が国は、皆保険制度のおかけで患者が簡単に医師を受診し、受診すればどんな病気でも治るかのように思い込んでいる。しかも、多くの患者が『死にたくない』といって医療機関を受診する。人間は100%死ぬ存在であるにもかかわらず、近年、死を受け入れない傾向が高まってきているのである。」
一方、週刊東洋経済6月19日号で「長老の智慧」を書いている、国立がんセンター元総長の垣添忠生先生は、がんが早期発見すれば、簡単に治せる病気なのに検診を受けていない現状を嘆かれています。「今の日本のがん検診受診率はどれも2割から3割程度。子宮頸がんでいえば、日本23%に対し、イギリス79%、アメリカ84%。日本のがん検診受診率はOECD(経済協力開発機構)加盟30カ国中、最低レベルなのです。」「日本人は生涯のうち2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなります。その現実への備えとしては、あまりにお粗末ではないでしょうか。」
死にたくない思いはもちろんありますが、現在の死亡率は残念ながら100%です。悔いなく死ぬためにも、悔いなく生きるQuality of Lifeを考えたいものです。
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